実施日 2016・11・19から11・22
参加者人数と歩数
19日 39名 33,350歩
20日 42名 38,426歩
21日 35名 38,966歩
22日 38名 37,174歩
10時前には全員紀三井寺に集合。
本堂の法灯の御前で勤行。紀三井寺の御詠歌講の皆様に御詠歌を唱えていただき、前田副住職様を先頭に出立。
庫裡では、50数人分の弁当が信徒様の手で作られていた。
天気は100%雨の予報。リュックの一番上には雨具を詰め込む。
が・・・今のところ空はご機嫌の様子。
武内神社は八幡神社の奥に宿祢誕生井が祀られ、同行される31番長命寺武内副住職が当地と長命寺の深い関係を説明され紀州路の古い街並みを楽しむ。
高速道路の下を通過した時、トラックの大きな振動と思いきや前方から今のは地震と伝わってきた。和歌山県南部(まさに現在地)を震源とするM5.4とか。被害のない事を願う!!
昼食は紀伊国一宮の伊太祁曾神社で頂く。
紀三井寺信徒のみな様の心も籠った手作り弁当に、お茶、みかん等のお接待に体力、気力の充電もバッチリ。
高低差をほとんどない今日の行程ですが、平地の歩きは下が硬く足には厳しい。16時30分まで明日の分と1.5㎞余分に進む。
粉河寺門前の丸浅旅館の二台のバスで宿舎へ。
お陰さまで雨具を使うことなく、無事に初日の足慣らしを終了
6時半粉河寺逸木管長にも加わっていただき記念写真。
いつものように昨日の地点までバスに分乗し戻される。
朝から天気も良く、気温もこの時期にしては異様(??)に高い。
道中、半袖になる人も数人。
11寺に粉河寺到着との約束もあり、JR粉河駅で珍しく大休止。
昨日は、前半ベースが上がらなかったので今日の為に予習をしたのに、今日は極めて順調。うまくいかないものです。
そのお蔭で、紀三井寺関係者やNPOメンバーも合流。
粉河寺門前で、兵庫県加古郡からの親子連れに出会う。身障者のお子さんと毎日曜日に各地の札所にお参りされているとか。
思わず、法灯を捧げて健やかな成長を願い全員で心経を。
中門をくぐるとき11時の時報。逸木管長を始め多くの報道陣や参詣者に迎えられ本堂へ。無事に法灯の引き継ぎを終え勤行。
逸木管長の挨拶、前田副住職が謝辞を述べ、森行事部長(当会理事長で葛井寺住職)、長命寺武内副住職がお礼の言葉。
第2回参加の32番観音正寺の岡村住職もお出迎え下さった。
境内の茶屋“阿古新”で蕎麦と柿の葉寿司の昼食。
12時半、今回の最大難所、桧原越えで施福寺への旅立ち。
このコースはトイレ探しに苦労するところですが、紀三井寺の関係で名手で『安養寺』にお願いしていただき助かった。
御本尊にお参りし暫し休憩。もったいなくもお接待まで頂戴した。
晩秋の山々を楽しむうちに予定の地点に到着。
夕暮れの大宮神社の紅葉に今一度記念撮影。
今日も丸浅旅館にお世話になります。バスで宿舎へ。
今回の最大難所に向かいます。やや曇り空
平集落、福徳寺で休憩中に軽四輪で『峠の茶屋』西風さんが駈けつけて、名産の柿のお接待です。皆さん大ぶりの冬柿にニコニコ笑顔でリュックに。今晩のデザートがお楽しみ!!
喘ぎながら定福寺へ。柿の簾が待っていた。テレビなどでおなじみですが本物は初めて。勤行とトイレの後は銘々カメラでこの風景を記憶にとどめる。
さあ~七越峠と桧原越えです。鞍部までは予定の時刻。
ところが下りになると急に行列が停滞。松本先達の厳しい指示が最後尾まで伝わる。法螺貝に勇気づけられ、慎重にソロリソロリと行列が進む。お待たせしました。やっと施福寺に到着。
90分遅れです。津守住職や奥様、お寺関係者の出迎えで無事法灯を引き継ぎ。遅い昼弁当を慌ただしくいただきすぐ出発。
住職ら関係者に送られ河内長野を目指す。
滝谷ダムサイドで伴走車に合流。疲れの酷い人を宿へ搬送。
朝方の順調な足並みをみて、目的地を烏帽子形神社から宿舎の『河田長野荘』に変更し送迎を断っている。
日野バス停あたりから、小雨。16時と云うのにもう薄暗い。
烏帽子形神社から車も多く、懐中電池を取り出す。
当会では電池を使った歩行は初めてである。
高野街道を河内長野駅から宿舎へ。17時30分到着です。
河内長野荘では『観心寺永島』猊下がお迎えくださり、食前に“楠木正成”に関するお話を伺う。
さきほどお詣りした烏帽子形神社(楠木7城のひとつ)事も触れられ大いに勉強になる。
そんな中で、明日、早朝観心寺への朝詣りが決まり希望者を募り自由参加で6時30分出発と決まる。
6時30分玄関に集まった23名。懐中電池を頼りに
観心寺を目指して歩く。雨上がり早朝気持ちのいいハイクです。
7時05分、山門に到着。受付に用意されたパンフレットを手に本堂に向かう。晩秋の佇まいは一服の清涼剤。
金堂内陣で若住職が厳粛に朝のお勤めをされている。
私達も勤行のあと森住職から弘法大師や役小角、楠木正成等観心寺との関わりを勉強し、その後広い境内を散策。
早朝の古刹は本当に心和むものです。“早起きは三文の利”朝食後8時30分、宿舎出立。
錦織神社は前回は工事中だったが今は見事な入母屋造り三間社の本殿が迎えてくれた。
富田林では古い街並みを楽しみ公園で豪華弁当を頂く。
道中当NPO会員の芝田さん宅でお接待を受ける。地元のお母さんたち10数名でお茶菓子のお接待。有難いことです。
お礼の勤行と法灯をご仏前に分灯した。
“中の太子”で有名な野中寺で読経と最後の休憩。
写経の会の方や信徒さんが合流された。
仲哀天皇陵から福祉施設の“賀交会”へ。体の不自由な人たちが引き継がれてきた法灯や幟を持ち、感激されこちらも感動。
こんな風景が法灯リレーのあり方かと思った。
葛井寺では写経の会の人たちや一般の参詣者も驚くほど多くのひとたちが拍手で迎えて下さった。
本堂での法灯引き継ぎは、施福寺さまが都合で参加できなかったので、参加者最高齢(81歳)の土谷さんから森住職に国宝の観音様の御前で引き継がれた。
式典後、紫雲閣で茶菓のお接待を受けカレンダーや賀交会で作られている土鈴などを頂き解散。
道中多くの方たちのお心づかいで無事ここまでまいりました。
心よりお礼申し上げます。
法灯は来春まで葛井寺本堂で守り続けられ、3月11日に次の札所壺阪寺に向かって出発の予定です。
日 時
2016・10・15(土曜日)
8時00分から11時30分
参加者
13名
実施場所
実施場所舞鶴市松尾の参詣道
今秋初めての秋晴れです。
7月から8月の雨不足から一転、9月は記録的な曇天、雨天続きで10月もスッキリしなかったのが見事に晴れ!!仲間たちが各地から駆けつけてくれました。
作業は機動力と女性の後整理が手順良く進みましたが・・・
後半に思いがけぬ置き土産(??)洗濯機の不法(??)投棄。
随分大きなもので上の車道がら投げ捨てた物らしい。
松尾寺さんにお願いし、四輪軽トラをお借り車道まで搬出。自治体にお願いして回収してもらうことになった。
順調に進んだ作業は午前中に終了。
馬頭観音さまに無事終了を告げて、宝物館を見学させてもらう。早速観音様のご利益。心空猊下から『名水杉山茶房』がてきた。ここで昼食を提供したいと有難いお申し出です。
茶房ならアルコール無しを覚悟したが、何と、麦・米の般若湯をタップリご馳走になり、舞鶴湾の絶景と秋を堪能しました。
食後、全員で湧水の豊かな杉山神社に参拝。豊かな気分で解散しました。
実施日 2016・10・08(土曜日)から10・10(体育の日・月曜日)
参加者 総勢 29名
上記以外に藤白神社から合流
①NPO会員4名
②施無畏会41名
紀三井寺でお迎えに施無畏会48名
紀三井寺『御詠歌講』のみな様12名
総勢128名が紀三井寺本堂で法灯引き継ぎを見届けました
前回9月雨の中、各地に別れましたが今朝は巡礼日和。
点呼、体操の後予定通りに元気に出発。
村々から、御祭りの笛、太鼓の音が聞こえてきます。
五体王子の一つ、切目王子は指定文化財の「ホルトの木」と頼信公お手植えの「ナギの木」がある。
執拗な蚊に襲われながら昼食。弁当がおいしい!!
清姫の草鞋塚、塩屋王子(美人王子)へアスファルトの道は疲れが倍増。御坊大橋を超えて予定の6時より早く宿舎へ
太平洋を眼下に足取りも軽く行程ははかどります
夜半に窓を打つ、雨・風に再々目が覚める。
宿舎のご配慮で朝食は5時40分から。有難い!!
これほど降ると覚悟ができ、完全武装で6時35分出発。
外は大雨、雨具の中は汗ビッショリ。
雨の早朝、安珍・清姫伝説で有名な道成寺にお詣り。
鳴り物を自粛し厳かな古刹に心が癒される。
天気予報通り9時30分を過ぎると雨も上がり一人、二人と雨具を脱ぎ身軽になる。
鹿が瀬の休憩場所で昼食。偶々地元の秋祭りの集合場所とか。
鬼に扮した青年団員(??)や正装の子供御輿の担ぎ手など。
お互いにシャッターの交換会になった
金魚茶屋から鹿ヶ瀬の大峠、小垰。大雲取越え、小雲取越えを経験をしたメンバーにはこれくらいの登りは平気。
しかし整備され過ぎた下りは、雨上がりと重なり、スペル。スペル。
「責任者出てこい」と古いギャグを飛ばしながら切り抜ける。
柳瀬で思わぬお接待。元NPOの理事さんが御老体に杖を突いて特産のミカンのお接待。一同感謝し渇きを癒やし、各々リックにも一杯頂戴した。ありがとうございました。
逆川王子で勤行が済んだら、呼びとめてお接待の申し出。
元NPO会員の御子息が法螺貝の音を聞き駈けつけて下さった。
有難くお受けし、柿、ミカンのお接待に一息。
法灯の灯を、分灯し先輩会員様のご仏前に供えていただく。
最後の難所、糸我峠を越え、中将姫のお寺として有名な得生寺へ
もう宿舎はすぐ。今日は温泉、ゆっくり癒してください。
快晴。寒い。この時期寒暖の差が激しく服装が大変です。
7時出立。山口王子から拝ノ峠。朝の早い峠はキツイ。
しかしミカン畑の美しい景色を楽しみながら登る。登る。
一壺王子、橋本王子、塔下王子から藤白峠へ。
この日最後の難所、峠を下り藤白神社に到着。
青岸渡寺の施無畏会の皆様の温かい拍手に思わずウルウル。
スタッフの心を込めて手配してくれは弁当を有難くいただく。
ここで嬉しい報告。平成の花山法皇こと29番松尾寺名誉住職松尾心空猊下、青岸渡寺高木副住職、NPO初代理事長見立晃氏、施無畏会の40数名も合流して下さり、総勢70名を超えました。
松尾心空猊下は90歳近いお年ながら益々元気に歩かれました。
「100まで歩ける」と声がかかり、ご機嫌です。
3時前、紀三井寺山門前到着。
一安心はできません。最後の難所、もう一度隊列を整え200段を越える階段を登ります。
その一歩、一歩に青岸渡寺からの長い道のりが目に浮かぶ。
階段を登りきると、紀三井寺から合流の施無畏会の50人と一般の参拝客から拍手の出迎え。。又も目が潤む。
本堂で青岸渡寺高木副住職から紀三井寺前田副住職に無事、法灯が引き継がれる。
おそらくこの法灯は、私達が長谷寺で頂いた時より、何倍も重くなっている筈です。
丁寧な読経の後、松尾猊下は「法灯を引き継ぐ責任は自分も経験があるだけに物凄い重圧を覚える。みな様ご苦労様」と謝意。
西国札所会行事委員長でNPO理事長でもある第5番葛井寺の森住職が「青岸渡寺からの長い道のり、厳しい山々、皆様のお蔭で無事に法灯が引き継がれました」と最後は涙声で挨拶。
札所会の責任を背負い、全て完歩された方の重みのある挨拶だった。
最後に紀三井寺の前田副住職が「電車、バスの巡礼が殆どの時代、みな様が徒歩巡礼で運んでくださって法灯を40日間、絶やすことなく大切に守ります」と表明された。
十一面観音様に引き継いだ私達も、本当に‘仏様のような顔’に近づけた???ような気がします。
今回の5月、9月、10月の全行程を伴走車としてお世話下さいました青岸渡寺の生熊様を始め、道中の各所でお手伝いしてくださいました多くのみな様本当にありがとうございました。
心から感謝申しあげます。
施福寺に杖立を奉納しました。
10月1日、第4番札所施福寺に奉納しました。
今日で全会員ご寺院に杖立奉納が実現しました。
日照不足の9月に引き続き、朝から一雨あり作業が心配されましたが午後2時の予定時刻には薄日が差すようになり、無事終了しました。
作業終了後ご自宅で奥様手作りの甘味菓子を御馳走になりました。ありがとうございました。
実施日
28年9月27日(火曜日)
実施区間
JR天王寺駅前⇒安倍晴明神社⇒阿部王子神社⇒住吉大社⇒千利休屋敷跡⇒開口神社⇒堺市役所⇒仁徳天皇陵⇒JR百舌鳥駅
参加者
15名
本日の歩数
25,494歩
日照不足がささやかれる9月でしたが、何と真夏のような晴天に恵まれました。
集合時間より10数分早く久しぶりの顔が揃い15名で出発。
阿部野橋筋(熊野街道)を安倍晴明神社から阿部王子社へ。汗を拭く人、水分補給をする人と本当に暑い。
阪堺電車沿いに歩くので可愛い車体が追い越していく。カメラで追いかけるのに忙しい。
11時半、住吉大社に到着。太鼓橋を渡り神域に。
第3本宮、第4本宮、第2本宮、第1本宮と神々にご挨拶をする。さすが摂津の国一宮の威容に感激。
住吉公園で昼食。皆さん持ち寄りのデザートご馳走様でした。
皆さんの希望で阪堺電車で堺市宿院まで初乗車を体験。
利休屋敷跡でボランティアの説明を聞き開口神社から市役所へ。
21階展望台で360度の眺望を又もボランティアさんのお世話になる最後の仁徳天皇陵までは疲れと暑さの戦いでした。
リュックを置き、衣体を改め参拝。ここでも観光ボランティアさんのお世話になりました。ありがとうございました。
JR百舌鳥駅で次回を約し解散。お疲れ様でした。
実施日 2016・09・03(土曜日)から 09・05(月曜日)
参加者 総勢 28名
メンバーの一名が足の故障で伴走に廻りました。
伴走車の活動状況を活写してくれましたので3日分を纏めてご報告します。
この人たちのご支援が無くてはとても全員の満行は叶いません感謝の心でご一読お願いします。
◯まず始めに伴走車の役割を説明します 。
基本は札所から次の札所への巡礼者のお手伝いをすることです。
大型荷物の搬送、弁当、水、おやつの用意、そして落伍者(?)の救助。
第1番青岸渡寺さんは、第2番紀三井寺さんに引き継ぐまでの伴走と 法灯、幟、軸の保管など全てを行ないます。
このようなリレーを第33番まで恙なく行なう大変な役割を持っています。
法灯リレーの清満はこの役割をお願いする人たちの、本当に縁の下の 支えなくしては達成できるものではありません。
只々感謝です。
○今回の伴走車の一日を披露します。
那智勝浦の補陀洛山寺8時集合
高木副住職以下4名、新宮からは弁当、勝浦からお茶、お菓子、前日 から点検用意していた、法灯、幟5本、軸、補充用燃料などと共に出立 近露王子で一名ピックアップ、古道歩きの里ちかつゆで時間調整の休憩 奥駈の行者さんに出会い、人数分の「草餅」のお接待を受ける。
10時15分小広峠に到着。準備万端で本隊到着を待つ。雨が降りだす。
10時50分本隊到着。 雨の中、出席確認、弁当を使い、雨具着用、など出発準備で混乱。 11時40分、本隊出発。天王寺で遅れた人が近露に到着時間を見計らい バス停に。タイミングよくピックアップ。本隊に送り届ける 今日は曇り、小雨でお茶などの需要もなく、平穏。近露王子でお接待の 草餅を配る。好評でした。長距離歩行の後は甘味が売れる。
ここで合流予定者がバス停一つ手前で下車との事で迎え。無事合流。 ここまで来ると携帯も問題なく繋がり大いに助かる。
予定通り、道の駅牛馬童子に15時到着。 伴走車はここまで。
大型荷物の受け渡しや必要品を宿の送迎車に。
スタッフと明日の時間、人数、弁当手配、なと予定を確認。
明日はここで7時合流。出立は5時30分とか。 お気をつけて勝浦までお帰り下さい。ありがとうございました。
雨のち曇り 11時40分から14時50分 歩行14,883歩
予報では3日とも傘マークの付いている。
台風がまだ洋上はるか彼方で直接の影響は回避できそう。
列車内で携帯が鳴る。天王寺駅で一名乗り遅れ。田辺合流予定の一名道路渋滞で大幅遅れになりそうととか・・
紀伊田辺駅で大半のメンバーが揃いヤレヤレ。天気は上々。
JR紀伊田辺駅で集合してバスで小広王子へ、現地組のそろったとの電話も通話状態は良くなく再々切れてイライラ。
トンネルを抜け、峠を越えるとなんと!!バスのワイパーが動いている。
バスを降りて大型荷物を預ける人、雨具を用意する人、弁当を配る人、何ともあわただしい準備です。
大急ぎで弁当を掻き込み、理事長挨拶のころには小雨。10分遅れの出立です。
継桜王子で1名合流(天王寺の人)
近露王子で1名合流(この方は予定通り)
最後の一名は宿舎へ直行をお願いする。全員揃いました。
道の駅から送迎車で宿舎へ。途中滝尻王子でトイレ休憩。
曇り一時雨 8時04分から17時45分 歩行41,072歩
曇り空のもと入念な準備体操をして出立。今日は歩くぞ!!!!
牛馬童子道の駅からの山中は、谷川沿いの登りが続く。 深い緑としっとりとした山間に掛念仏が心強い。
『サンゲサンゲ 六根清浄 サンゲサンゲ六根清浄』
三体月伝説地点から上多和茶屋跡までの尾根道は、ソフトな風と落ち葉の道は癒しです。 先ほどの登りのご褒美でしょう。
高原霧の里休憩所で昼食。あえて炎天下のベンチで頂く。
足元には萩の花が群生し、遠くに目をやると熊野の山々が一面に広がり至福のひと時です。
ひとまず、富田川まで下り、潮見峠に挑戦。
簡易舗装された 林道は地元農家の車で極少なく危険が無いのが助かる。しかしダラダラ上りが続き体力は消耗する。
峠の休憩所直前から、雨。それも相当強い驟雨。
携帯が鳴り、一名不在。途中でトイレの為山に入ったか? 伴走の鈴木さんが素早く探索に・・。
しばらくしてUさんを助手席に乗せ帰ってくる。
ほっとしたところ普段温厚な先達より 後詰の二人が厳しく注意を受けた。
当然です。反省しきり!!
この騒動の間に雨も上がりここからは下りばかり。気合を入れられ、全体が引き締まり順調に進行した。
予定より30分早く球簾神社に到着
曇りのち雨 7時40分から15時10分 歩行35,954歩
今朝の予報では雨の心配なし。
雨具は必要なしですかと聞かれ、必ずお持ちください云う。
球簾神社で準備体操。今日は坂道はあまりない筈。
なぜか皆さんの足が重い感じがする。要注意!! 終日舗装道路が続く行程です。
案の定、足を引きずり伴走車に。トイレでコンビニへと続く。
須佐神社前の池で‘ホテイアオイ’にホット一息 南部に入ると甘酸っぱい香りと共に梅干しの天火干しが・・
見事な手さばきに全員足を止めて見入りました。
天日干しをするくらいだから今日は降らんと占いながら。
鹿島神社で昼食。伴走の鈴木さんがアイスのお接待。 御馳走様。
スッカリ元気を回復し最後の行程へ。
三鍋王子でトイレ休憩。空模様が怪しい。
出立してすぐ先頭が停止。雨具着用の指示。その間に本格的に降りだす。
雨の千里王子から海岸へ。阿部さんが先達に断り浜辺で 奥様の戒名を書き供養をされた。
降りしきる雨の中一心に刻まれる姿は圧倒される迫力があった。
降り続く雨の中、一気に岩代王子へ。
最後の勤行を終えて JR岩代駅で解散。予定の一番早い電車に乗れました。
いろいろありましたがお陰さまで無事清満です。
次回10月ここでお会いしましょう。合掌
日 時 2016・08・27(土曜日)
7時30分から12時30分
参加者 11名
今年の草刈り実施報告は「姫路市夢崎町前之庄板坂の参詣道」からです。
だれの精進か終日曇天、昨日までの残暑が嘘のような草刈り日和でした。
今年は若手の新人2名が初参加。装束、作業手際とも驚くほど熟達しており何時ものメンバー顔色なし。
10時の休憩には理事長から「冷やしたスイカ」の差し入れ。汗まみれのひと時に豪快に齧り付く爽快感。作業に参加したものの特権です。ご馳走様でした。
お陰さまで12時30分に終了。近所の休暇センターで汗を流し、昼食で無事終了しました。
平成28年度の事業をつぎのとおり計画しております
皆様のご参加をお待ちしております。
2016年08月5日 更新
特定非営利活動法人 西国古道ウオーキングサポート
道しるべの設置事業
草刈り事業
杖立の奉納、設置事業
ホームページの全面更新
西国33所草創1300年記念徒歩巡礼法灯リレー
実施の詳細は「徒歩巡礼法灯リレー」のページをご覧ください
第1回 2016・05・21~05・24 3泊4日
第一番青岸渡寺から近露王子まで 実施済みです
第2回 2016・09・03~09・05 2泊3日
近露王子~切目王子まで
第3回 2016・10・08~10・10 2泊3日
切目王子~第二番紀三井寺まで
第4回 2016・11・19~11・22 3泊4日
紀三井寺から第3番粉河寺、第4番施福寺をへて葛井寺まで
体験ウォーク
28年第1回 2016・06・11 大阪天満⇒大阪城⇒天王寺 実施済みです
28年第2回 2016・09・10 天王寺⇒住吉大社⇒堺
都合により9月27日に変更しました
小辺路巡拝
2016・07・23~07・26 高野山から熊野本宮大社 実施済みです
2016・07・22から2016・07・25
高野山金剛峰寺から熊野本宮大社
天気予報は終日曇り、毎回襲われる夕立だけが要注意!!
今日、明日とNPOとしては初の男性だけの参加です。
人数も少なく、小さく纏まっています。
金剛峯寺バス停に9時20分全員揃っていざ出立です。
大滝口女人堂跡に「高野七口押切印」があり、さっそく利用。
スカイライン合流点でT理事が「葡萄とミニトマト」の差し入れ
良く冷やされて生き返る。
今西辻あたりで今にも一雨降りそうで遠雷もゴロゴロ!!
覚悟をしたが無事、宿舎へ到着。15時40分
5分後に近江八幡から一名、タクシーで合流
ありがたや!!今日も曇りの予報。6時55分出立
大股登山口まで20分、朝の足慣らしに丁度良い。
大股の登りは何にしてもキツイ。
「散華、散華、六根清浄」の掛け念仏で頑張る。
何時もは、伯母子頂上で絶景を楽しみながら昼食ですが山上はガスで眺望はゼロ、10時10分と時間も早いので早々に下山。
三浦口バス停に14時、ここでやっとドコモの携帯が利用可。
今日の宿「政所」へ連絡。
何時ものように、政所と民宿山本さんへ分宿。
今日は、三浦峠越えです。
朝から元気のない人が2~3人。昨夜の般若湯が過ぎたのでは?
もうみな様お年です。ほどほどにして下さいね。
先達さんが少しシゴクとどんどん進む。一気にアルコールは発散。
いつも楽しむ「吊り橋」は撤去作業が終了し少しガッカリ!!
西中バス停までは順調。ここからのバス道10㎞が酷暑には難敵ですが今年は、珍しく曇りで順調に進む。
やまとやで大阪からG女史が合流。やはり美女が加わるとビールが一段とうまい!!!
5時30分朝食。6時15分出立。
今日は、本宮からバスで紀伊田辺に帰る。ご無理をお願いし早い朝食
果無集落への急峻は「散華、散華、六根清浄」も発声が苦しい。
年々、この坂が急峻になる。32番、31番と観音様の法楽が絶好の休憩!!
果無集落では、宿で頂戴したミニトマトを水場に流し頂く。うまい
今日は果無峠では昼食に早い。一気に七色分岐まで駆け下りる。
と云えば余裕に見えるが、青息吐息で難所を下ったものです。
八木尾で1番青岸渡寺の観音様まで迂回して法楽。何時も気になっていたが探し当らなかった。気持ちよく勤行。
道の駅奥熊野でお接待が待っていた。大きなスイカを丸ごと冷やしてHさんが大阪から駆け付けてくれた。スイカは理事長の菜園で手作りとか。
冷たくて甘い。一気に齧り付く。これがあるから止められない。
御馳走様でした!!
本宮大社で無事勤行。家路に付いた。
今回は天候に恵まれ強い照りを免れ無事歩き通した。
実施日
28年6月11日(土曜日)
実施区間
JR天満駅⇒堀川戎神社⇒大阪天満宮⇒八軒家船着場⇒窪津王子⇒難波宮跡⇒生國魂神社⇒四天王寺⇒茶臼山⇒JR天王寺駅
参加者
16名
JR天満駅9時30分集合。
いつも通り9時10分には全員揃う・ありがたいメンバーです。
梅雨の晴れ間で初夏。小まめな水分補強をお願いし出発。
天神橋商店街を歩きだすが、山道、峠道が得意なメンバーには勝手が違いどうもペースがつかみずらい。
新年10日戎で大賑わいの「堀川戎神社」、お笑いの殿堂「繁昌亭」から大阪天満宮へ。すでに背中は汗ビッショリ。
充分に水分を補給し、手水をつかい参拝。
熊野古道を徒歩巡礼する私達には是非見ておきたい八軒家の渡しへ。そして九十九王子の第一番窪津王子(坐間神社行宮)へ。
先月、青岸渡寺からの徒歩巡礼に参加したものには、城南宮離宮で禊をし、船で八軒家に上陸、王子社を巡り、あの緑深い山々を目指した歴史人の姿を、大都市大阪の真ん中で味わい感慨深い。
外国人で賑わう、大阪城を横目に、歴史博物館でビルの窓から「難波宮遺跡」を眺めると当時の姿が目に浮かびます。
谷町筋に出て、多くのお寺をとおり、生國魂神社、四天王寺に参拝。
大阪を代表するお寺はやはりスケールが大きい。
NHKの大河ドラマを意識して、茶臼山に登り天王寺公園へ。
9月の再会を約し、都心の巡礼を終える。
普段は余り歩かない大阪市内、それでも歩くことにより車や地下鉄では味わえない、それぞれもう一つの大阪を感じた。
実施日 2016・05・21(土曜日)から05・24(火曜日)
参加者 総勢 33名
参加者の都道府県別
福島県 1名 ・ 東京都 2名
静岡県 2名 ・ 愛知県 1名
滋賀県 1名 ・ 京都府 1名
大阪府 7名 ・ 兵庫県 7名
奈良県 2名 ・ 和歌山県7名
広島県 1名 ・ 愛媛県 1名
前泊と地元を除く、大半の人がJR紀伊勝浦駅11時35分着のくろしお1号で到着。
青岸渡寺の高木副住職をはじめ、先着の皆様の温かい出迎えを受け旅が始まりました。
早速用意していただいた伴走車に荷物を預け補陀洛山寺へ。
長谷寺で採火し石山寺へ献燈した火種を、カイロから法灯に移し、中山寺からお預かりした御軸と共に秘仏の観音様に供え、道中安全、無事全員の満願を祈願。
体操で体をほぐし、渡海船の説明を聞き、渡海船で極楽浄土を目指された渡海上人の墓参り。
「さあ、いよいよ長い、永い3年に及ぶ第一歩を踏み出す」
少し歩き始めると額に汗が・・。尼将軍供養塔、市野々王子を経て大門坂へ。夫婦杉、関所跡、九十九王子最後の多冨気王子などを通り、テレビで有名な石段をゆっくりと上がる。
久々の徒歩巡礼、足に堪える初日の慣れない巡礼です。
しかし最後の頑張りで本堂に着くと、閉門直前というのに高木住職はじめ多くの職員の皆様の出迎えを受け、法灯を奉納し本日の無事を如意輪観音様に感謝の読経。
三重の塔越に見る美しい那智の滝を楽しむ。
宿舎では、明日に備えて栄養充填。同宿の外国からの皆様と談笑を楽しみ、滝の音を聞きながら就寝。
4時に目覚め。5時からの青岸渡寺の勤行に参加。
早いメンバーは勤行前に、那智大社に参拝。
一度宿舎に戻り、身支度を整え、7時30分、青岸渡寺での式典に、出発勤行を経て再び法灯を預かり、いざ進発。
多くのマスコミのシャッター音に送られ隊列を保ち、法灯幟、法灯二基、青岸渡寺の幟、徒歩巡礼の幟を持ち那智高原へ。
夏のような汗が地面に滴る。早朝から厳しく、辛い道を登る。
しかしありがたい。伴走車から冷たい飲み物や茶菓子の差し入れ。
今回の4日間、伴走車でお世話になった生熊さん、田代さん。何度も何度も果物、野菜の差し入れをして下さった小西さん。地蔵茶屋で観音様の出開帳や差し入れの赤井様と本当に、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
中辺路入口の石碑前で元気なうちに全員写真。
「さ~、いよいよ大雲取越え」、熊野灘が一望できる船見茶屋跡を通り、標高800~1000mの熊野の山塊を楽しみ??ます。
越前峠、胴切坂と険しい道を進み、熊野三山の神々が集まって談笑した「円座石(わろうだいし)」に到着。ここまで来れば大雲取制覇はあと一歩。小口を通り頑張って予定通り小和瀬の渡し場跡に到着。
宿舎のバスで40分。、川の中の温泉に入浴できる「川湯温泉」へ。疲れ切った足、身体、温泉の御湯は本当に癒されます。
熊野本宮大社すぐの宿舎から、「ありがたや」又、バスに揺られて小和瀬の渡し場跡まで戻されました。
体操を終えて、小雲取越えの始まりです。厳しい登りが続く桜峠を越えると、自然林の中を行く比較的平坦な尾根道となる。
「百閒ぐら」では山深い紀伊半島の果てしない峰々の眺望を楽しむ。
比高400m程の長い長い下りが続く。100分の予定が130分かかる。
“年々山は高くなり、谷は深くなる”のを実感。
加齢と共に登りより下りが難物。無理は禁物。まだまだ先は長い。
熊野川が前方に開け請川に到着。やや遅い昼食となる。
大斎原、熊野本宮大社にお参りし、今までとこれからの道中の安全を祈願。
心も新たに三軒茶屋へ。今回の巡礼ですれ違う人は、日本人3割、外国の方が7割でこの道でも多くの方とすれ違った。
海外からは、オーストラリア、ロシア、ハンガリー、スペインの方が多かったように思う。
最後のひと踏ん張り。太陽が傾き始め、少し涼しくなって山道を伏拝王子へ。法灯を捧げて読経。明日の為にも、発心門王子まで行来たかったし本日の行を終える。バスで宿舎へ
伏拝王子まで何時ものように戻される。
今日から、観音正寺岡村住職が合流された。
お陰さまで快晴続き、暑くなりそう。暑さに慣れない体に堪える。
1時間ほど歩くと発心門王子に到着。
熊野古道、中辺路の神域の入り口。何時来ても身が引き締まります。
読経を終え全体写真。
三越峠の登りは、法螺貝と掛け念仏に励まされ何とか登りきるもすぐ嫌な下りが待っている。時間ロスが気になるが安全第一。
湯川王子、蛇形地蔵を過ぎると、迂回路になる。三越峠に劣らぬ男坂の登り迂回路を登りきると当然細い急峻の下りである。
この段階で予定の近露までの行程は断念。
仲人峠の谷川で遅い昼食。谷川の涼風と「めはり弁当」がご馳走。
わらじ峠からのつづら折れの女坂を登りきるとと路線バスと合流する小広王子に到着。第1回巡礼の打ち止めです。15時25分
理事長の挨拶で締めくくる。
生熊さん田代さんの差し入れてくれたアイスが何とも旨かった。
体操を終え、9月ここでの再会を約し解散。バスは15時49分。
参加者のみなさん!円滑な運営にご協力くださいましてありがとうございました。初めて会った30余人、31歳から81歳まで年齢も体力も違う人達が一つになって歩き通せたことは大きな成果だと思います。
この調子で、3年間頑張りましょう。
これからもよろしくお願いします。