実施日 | 2018・06・04~06・07(6月3日前泊) | ||
巡礼区間 | JR新井駅⇒小坂峠⇒与謝野町⇒ | ||
成相寺⇒宮津駅⇒JR西舞鶴駅 | |||
参加人数と歩行数及び天候 | |||
6月3日 | 前泊 18名 | ||
6月4日 | 27名 | 36,738歩 | 晴れ |
6月5日 | 28名 | 34,964歩 | 晴れ午後曇りのち雨 |
6月6日 | 36名 | 37,512歩 | 雨 |
6月7日 | 33名 | 47,096歩 | 晴れ |
6月3日 前泊
16時JR福知山駅から「シルク温泉やまびこ」の送迎車で宿舎へ
シルク温泉を満喫して夕食。歩いていないがビールがおいしい。
20時、宿のサービスでホタル観賞に出かける。
近所の「佐々木川に架かる寺川橋」からホタルの乱舞を鑑賞。
毎日見に来るという近所の古老は“昨日の雨のせいかいつもはもっと多い”とかそれでも私共にとってはまさに幻想の世界でした。
6月4日 JR新井駅から小坂峠(夜久野町本光寺で打ち止め)
送迎車でJR新井駅へ9時到着。
合流組はそろって今や遅しと手ぐすね引いて待っている。
点呼、体操のあと圓教寺藤本僧侶と森理事長の挨拶で出立。
一昨日例年より早い入梅。梅雨の晴れ間とかで当地では今年初めて30℃越え、日照りが肌に焼き付く。
竹田城跡を左手に眺め、JR駅で休憩。少しペースが遅いが暑さに慣れるため無理は禁物。
筒江の農村公園で昼食。松廼屋の釜めし弁当が大好評。
夜久野茶堂で法楽。相当つかれている。小坂峠までは無理か?
夜久野直見の本光寺でトイレ休憩。突然のお願いにも関わらず作業服の住職をはじめご一家でお迎えいただいた。
小坂峠まで1時間を残して打ち止め。
6月5日 本光寺からかやの里
7時45分、二日間お世話になったシルク温泉を出発
3日自宅出発には今日から雨の予報が、夜半に一雨あったが為か山々は霧に包まれ薄曇り。歩くのには申し分なし。
本光寺では、住職やご老僧(前住職)に見送られ元気に出立。
昨日の宿題、小坂峠は車道でなく旧道を‘猪捕獲の檻’などを見ながら難なく(??)通過。
今日は小坂峠をはじめ神懸峠、与謝峠と大きな峠が続くも昨日に比べ別人のごとく快調。
与謝峠旧道で雨が気になりだす。各々が雲の流れを聞くため自称予報官が忙しくなる。15時与謝ロードパークで用意の雨具を引っ張り出す。ここまでくれば雨も納得。
16時30分かやの里と到着。本降りの雨です。
ここは定員22名。入浴、夕食を済ませて6名は松風荘へ分宿
6月6日 かやの里から成相寺を経て松風荘
一向に降りやまぬ雨。
梅雨入り直後で覚悟はしているがそれが成相寺参拝の今日とは・・。
松前荘から8名が加わりさらに人数は膨張し36名
明石、亀山から堂谷と旧道を行く。機織りの音に足を止めお許しを得てチリメンの機織り風景をカメラに。
丹後国分寺跡にたどり着く頃より止みそうな雨が一段と激しくなる。
先達が気合を入れて山登り開始。ただ黙々と進む。休憩なしで到着。
近来経験したことがないほどキツイ行進でした。
衣体を整え本堂へ。予定より1時間遅れ。ご迷惑をおかけしました。
雨の中、傘をさしかけてご住職や4名の総代様ほか職員皆さまのお出迎えに思わずウルウルです。
内陣で、32番観音正寺岡村山主の司会で27番圓教寺の藤本僧侶から28番成相寺石坪住職に法灯の引き渡しと法楽も無事終了。
本坊で心ずくしの弁当をいただく。
一面濃いガスで白一色。宮津湾などは一切見えない。
天気が良ければここからの橋立の松並木は絶品なのに残念
成相寺の皆さまは、激しい雨の中を、本堂と本坊の間を何度も往復しお接待してくださいました。本当にありがとうございました。
少し小雨になったが雨具をつけて成相寺を出立。
傘松公園で雨具を脱ぐ間に何も見えなかった宮津湾の霧が一掃され
橋立の松並木と対岸の家並も確認できた。歓声!!!
籠神社と眞井神社に参拝し宿舎の松風荘に。
今回ずっとお世話になった圓教寺の皆さまとはここでお別れです。
第9回のJR姫路駅からお世話になった村岡僧侶もここで帰られます。
ありがとうございました。お気をつけてお帰りください。
6月7日 松風荘からJR西舞鶴駅まで
昨夜、濡れのひどい地下足袋や靴を乾燥室を利用させていただき
気持ちのいい出立です。
7時30分 住職や奥様も山から下りてお見送り下さいました。
今日は今回の最長区間で帰りの交通機関の時刻も気になります。
早朝の“天橋立の松並木”を法螺貝を先頭に順調に進行します。
板戸峠を「散華!散華!六根清浄」と懸け念仏に励まされて無事通過。
舞鶴市に入る。昨日と違い熱い日差しを避けて木陰が恋しい。
由良川を越えて時間内到着を確信しご褒美のアイスがおいしい!
コンビニ・とれとれセンターなどで休憩を重ねJR西舞鶴駅へ
16時20分到着。今回はここで打ち止め。
次回9月25日ここでお会いしましょう!!
※ 30年6月7日毎日新聞朝刊